黒井健絵本ハウス 黒井健絵本ハウス

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タイトル

ころわん(2024.8-9月)

1F展示室

「12の贈り物」The Twelve Gifts of Birth

作/シャ−リ−ン・コスタンゾ 担当編集者/松永 緑 2003年発行 ポプラ社 

 

「道 LA STRADA」

光原百合│詩 黒井健│画 女子パウロ会 1989年

「12の贈り物」

アメリカの作家が、愛する我が子へのメッセージとして書いた本。人は生まれたその日から、勇気、信じる心、才能、愛など、12の贈り物を授かると語り、最高の贈り物は、あなた自身であると教えてくれます。作者が自分のこどもたちの為にこの本をかいたのが1987年でした。その後、私家版として出版されて全米で話題になり、大手の出版社で刊行されました。異例のベストセラーメッセージブックになっていきました。 12章に書かれたシンプルなメッセージは、ひとつひとつが心に響きます。日頃忘れていた大切な言葉が国境を越えて広がっていくようです。

 

「道 LA STRADA」


これまで歩いてきた道が、たとえ寂しい色に染まっていても、前方はいつも、白い道がはるかにのびています。次に踏み出す一歩から、彩るのは自分自身だということーそれは重く苦しいけれども、素晴らしく楽しいことでもあります。(光原百合) 30年以上愛されている詩集です。光原さんのデビュー作とされています。

2F展示室

「あめのひのころわん」1986年「かぜのひのころわん」1987年「よなかのころわん」1992年

「ころわんとしろいくも」1998年「ころわんとおにんぎょう」1999年「ころわんとりーりー」2003年

「ころわんがよーいどん」2008年「あきいろのころわん」2016年

作/間所ひさこ 絵/黒井健 ひさかたチャイルド

 

1983年に間所ひさこさんとの絵本、ころわんが生まれました。保育園や幼稚園に配本される直販保育絵本として、ほぼ毎年1作が生まれ、その後は少し間をおきながらですが、新作を書いていただいていました。「ころわんシリーズ」のほかにこれほど長い期間の連作を持たない私には、毎年同じような絵を描いていていいのだろうかと、辛い時期もありました。その度に、読者からお手紙をいただいたり、サイン会などで「毎回楽しみにしています!」と励まされながら描き続け、ころわんとそのともだちは、私にとっても“仲のいい友だち”になりました。

 

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