先日は、第62回(令和5年)児童文化功労賞受賞のご報告に、お祝いのお言葉ありがとうございました。
あらためて、選出してくださった日本児童文芸家協会様、黒井作品を大事にしてくださってる皆様にはお礼を申し上げます。
黒井健の近況としてもう一つお伝えしたいことがあります。
「第39回 日産 童話と絵本のグランプリ」表彰式で実施した、特別講演「絵本の絵を描く」が IICLO(大阪国際自動文学振興財団)のYouTubeで公開されています。
≪ 特別講演 「絵本の絵を描く」 ≫ (YouTube)
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講 師 : 黒井 健 (絵本画家、「日産 童話と絵本のグランプリ」審査員)
聞き手 : 土居安子さん(大阪国際児童文学振興財団 総括専門員)
会 場 : 大阪府立中央図書館 ライティホール
開催日: 2023年3月4日(土)
主 催 : (一財)大阪国際児童文学振興財団
◎ 協 賛 : 日産自動車(株)
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聞き手の土居安子さんの進行や質問もよく、テンポよく見る事ができる動画です。
動画の中で話している「自分が感じたように描いていいんだという心をもらった。〜またひとつひとつの物語に対してどういった技法、アプローチがいいのかたしかめながら描いて(未だに描いております。)」
初期のイラスト仕事から、どのように代表作の「ごんぎつね」ができたかまでが、現在の絵本ハウスの展示のテーマです。
ときおり『この絵本も黒井さんだったんだ』と聞くように、物語に対してアプローチを変えるため黒井健絵本でも様々な絵本があります。
それらをご覧いただけるのが、5月20日(土)から、えほんミュージアム清里さんとの共同企画として開催されている、黒井健 ー画業50年のあゆみー 第2部 になります。
単館でもご覧いただける展示企画ですが、お時間があれば是非合わせて見ていただけたらと思います。
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第1部 : イラストレーターになる
会場 : 黒井健絵本ハウス
初期のイラスト仕事や、初めて手がけた絵本から代表作までを展示。
第2部 : 絵本画家としての歩み
会場 : えほんミュージアム清里
大作風景画や、名作児童文学から現代作家作品まで様々な絵本を展示。
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