黒井健絵本ハウス 黒井健絵本ハウス

2024.11 22 Fri

お知らせ

7月2日(土) 作家ギャラリートーク-展示紹介

2022.06.27

・7月2日(土)

作家ギャラリートーク 13:30より (参加費は入館料のみ)
サイン会 14:00〜15:00  (どちらも予約不要)

 

-6-7月の展示になり1ヶ月-

黒井健絵本ハウスでは、開期 4~11月末までの間に2ヶ月毎(年4回)の展示替えを行っています。
ですので今回は2回目の展示になります。

次回の展示替えは、いつもより1週間早く予定していますので(夏休み前に展示を切り替えする為)。
現在の展示になり1ヶ月、残すところ3週間となりました。

 

今回の展示では『風景、人々のくらし』をテーマとしています。
絵本作家としては、風景画も描く黒井ですが、その理由の一つとして、
「自然の中で生きる人々の営み、そのけなげさを」描きたいと語ります。

 

〜どこの土地にも人々の生きる営みがあります。そのことは基本的に私の身近にあるそれと同じに思え、なんともけなげで愛おしく胸が熱くなりました。〜 25年周年大型版画「明神」より

 

1階に展示された、新刊 「すずばあちゃんのおくりもの」は、そんな山谷に暮らす、すずばあちゃんと、じゅんぺい少年のお話で、風景がたっぷり描かれた。自然いっぱいの絵本です。

 

2階では、今回のテーマから、しばらく展示をしていなかった。
宮沢賢治「水仙月の四日」を中心に、未展示だった「よだかの星」。
そして黒井が今後取り組みたいと想いつづけている「銀河鉄道の夜」から描き上げた2点の原画を展示しております。

 

 

7月2日(土)のギャラリートークでは、2022年の新刊について画家の想い、1999年に当時として珍しい試みだった、グラフィックソフトを部分的に用いて制作した「水仙月の四日」について、それから「銀河鉄道の夜」について絵本画家の視点から質問にお答えする予定です。ご参加お待ちしております。